2021年9月20日月曜日

Future Stage:今後のいろいろ

 はい。
 相変わらずの三日坊主癖といいますか興味の反復横とびといいますか、ブログを更新することができてなかった私です。

 とはいっても、裏では色々やってました。主に、Youtuberもどきみたいなものをやろうとして、新しく買ったり改造したりしたことを動画に収めていたりしてました。
 なので、ブログに載せられる画像も動画からのキャプチャー画像になってしまったりしますがまあたぶん大丈夫。もともと高クオリティな画像だったわけじゃないし。


 画像メインでブログ用になりそうなのは、ウチのJA44スーパーカブ110くんのエアクリーナー改造です。これは動画ではなく画像ばっかりなので。これについては割とすぐに記事を投稿する…予定です。
 ちなみにこれは、思った以上に苦戦したのでやり終わったあと放棄しちゃったパターンです。削って削って削って…の繰り返しでしたので。まあ細かいところを確認せずにその場で合わせりゃ大丈夫でしょとたかをくくっていた私のせいではありますが。

 もう一つは、LORD BENEXとか言う謎メーカー(スイスらしいのですがネット上にまともな情報がない)の機械式懐中時計の開封及び磨き上げですかね。
 最終的にサンエーパールという超微粒子・プラスチック用コンパウンドを使用したので、それなりにピカピカになりました。現在もまあまあな精度で稼働中です。思った以上にパワーリザーブが短いけど。


 あとは動画を撮っちゃってるので、写真を引っ張ってこようにもキャプチャしかありません。割と色々やってはいるのですが。

 例えば大きなところでいうと、型落ちで若干今更感がありますがDJIのOsmo Pocketを買いました。それと合わせて、NDフィルターやら広角レンズやらGopro用のアタッチメントセットやら色々と買い揃えました。
 カブくんに乗ってのツーリング・Vlog用ですね。現在試験稼働中です。画角とか試してます。

 地味に超長期企画になっちゃってる(私がちょいちょい飽きて投げ出すせい)ものとして、Wio Terminalを使用したバイク用車載センシングシステムがありますが、まだ完成してないので途中経過を書くかなぁってくらいです。

 あとは、
 ・LP-2020A+の改造(やらかしまくった上に現在入手不可のもののためなんの需要もない)
 ・AUKEY PA-R2S開封(比較的新しいし上のよりはまだ需要あり?)
 ・iPhone6Sのバッテリー交換(iFixitの動画見れば十分)
 ・ELEGOO UNO(Arduino UNOの互換機、特に言うことなし)
 ・Grove-ダストセンサ(まだ試験稼働しかしてない)
 あたりが素材としてあるのですが、まあこんな惨状でして。



 まあとりあえずは、エアクリ改造を記事化して、LORD BENEXを短い記事にして、Osmo Pocket関連を軽くまとめて…ってところですかね。
 これすらすぐには出来なさそうだけど。

 あ、あとは、最近計画しててほぼ購入手前まで来てるのが豊田合成製・太陽光LEDを使用したスペクトルリッチなライト制作計画があります。これは現在設計を詰めている最中です。

2021年7月19日月曜日

スーパーカブ110(JA44):非安定マルチバイブレーター回路によるダミーセキュリティーライト作成

 どうもこんにちは~ 
 
 さて、今回はバイクのダミーセキュリティーとして、LEDをチカチカさせたいと思います。
 まあ車でもよくあるやつですね。赤いLEDがチカチカしてるやつ。

 でも、ただ市販品を買ったり父と同じ方式(300円ダミーカメラの点滅LEDと100円LEDライトの合体品)を作るのはなんとなく嫌だったので、できるだけ安く(つまり上の300+100=400円以下)LEDをチカチカさせるにはどうすればいいかな、と考えてみました。
 
 そしてネットの海を漂うこと数日(自分自身にはそういった知識がない)、マルチバイブレーター回路なるものがあり、それならお安く済みそうなことがわかりました。(最初は弛緩回路とかいうのを見てた)
 実際、マルツで必要パーツを揃えてみたところ250円くらいで済むことが判明したのでこれに決定。ただし、100μFのコンデンサ2つと赤色LED、100Ω…にするための75Ω抵抗×8は手元にあったものを使用しました。でも、これくらいの部品ならたぶん+100円もせずに入手可能だと思います。なので400円以下なのは確定。ヨシ!

 で、マルチバイブレーター回路とはなんぞやということですが、私も専門ではないので所詮ネットで集めた情報でしかありませんが、電子工作の入門にはよくある回路らしいです。トランジスタを利用した、発振回路の一種ですね。詳しくは自身でggってください(丸投げ)。
 今回の回路でいうと22kΩの抵抗と100μFのコンデンサ、この2つの大きさによって発振間隔が変わるらしいです。この定数は参考元様のデータそのままです。考えるの面倒なので。LED点滅ICを使わなかったのはそれも理由の一つだったり(マルツになかったのが一番の理由)。

 では早速今回作ったものの回路図を載せます。これはDigi-Keyのサイトで作ったものです。
回路図 斜めに線が繋げられなかったから見やすいようにずらした
 部品としては、
 ・電池BOX(スイッチ付き)×1
 ・100Ω抵抗×2(今回はうちにあった75Ω抵抗×8を使って100Ωを無理やり作り出した)
 ・22kΩ抵抗×2
 ・100μFコンデンサ×2
 ・NPN接合バイポーラジャンクショントランジスタ×2(2N3904を使用、定番の2SC1815でもヨシ)
 ・LED×1(好きな色をどうぞ 何でもいいよ)
 です。なぜ2SC1815じゃなくて2N3904なのかって?安かったから。それだけ。

 ちなみに参考元様ではLEDを2つ使ってますが、交互点滅させたいのであればLEDが2つ必要です。今回の私みたいに、1つのLEDが一定間隔で点滅すればよい、という用途であれば1つでいいですが。

 さてはんだ付けする前に部品を全て片面スルーホール基盤に乗っけた写真がこちら。実はトランジスタの向きを間違えててこれTake2だったりします。
左右対称で結構見栄えはいいような気がする LEDは後で位置を移動します
 あとはこれをはんだ付け。
 …といっても、少し厄介です。本来なら、100Ωの抵抗一つで済むところを、ケチって75Ωの抵抗×4でなんとかしてるので、少しごちゃごちゃしてます。あと、トランジスタのベースにかかる配線はショートしないように被覆のかかった0.3sqの電線でつなぎました(今になって思えば下で使った0.2sqの線あったわ)。なかったらジャンパケーブルでも剥けばいいんじゃないかな?あと部品の足だけでは届かない場合はまあはんだブリッジなりスズメッキ線なりで何なりとしてください。ちなみに私は、ケチ精神が働いてそこらへんに散らばっていた切ったあとの部品の足を使って伸ばしました。
上は足を伸ばして、下は切った足を追加して伸ばしました
あと、ちょっと長すぎて無理やり感があるクロス部分。
 電池ボックスの配線もはんだ付けして、ひとまず完成。ここでテスト動作させてみました。うまく行ったでしょ?
だいたい1秒位で点滅
地味にこのふわっと消灯していく感じ好き
多分コンデンサ使ってるからだよね?

 
 そして、これをケースに収めねばなりません。
 でもたかがケースに100円もかけていられません。なぜならできるだけ安くするのが今回の目標だから。あと100円あればスイッチ+電池ボックス+ケース代わりのなにかが手に入っちゃいそうで癪だった。
 まあそういうことで、ケチ精神に火を付け、なにかないかと周りを見回したところ、ちょうど何かいい感じにプラスチック製で加工しやすそうで最初からある程度箱っぽいもの(デイトナのバイク用電源ユニットのスリーブ)が見つかったのでこれを箱型にしつらえることに決定。
 …が、LEDが基板上に付いたままだとどうしても位置取りが難しいので、LEDの足を切って家にあったケーブル(0.2sq)で基盤から離して、自由に位置を変えられるようにしました。
こんな感じに 一応アノード/カソードで色分けしました

 そして、LEDの穴を開け、そのままだとスケスケなので上からハーネステープで黒塗り…というか黒貼りをして、スイッチ用の穴も開けて、そこだけは剥がせるようにして出来上がり。
こんな感じに 写真上の見た目だけならマシな出来
見えづらいけどスイッチはここから操作 物理的~
光らせるとこんな感じ 周り明るいけど
裏はシースルー というサボり ここに磁石とかくっつけて固定しましょう
 あとは取り付けですが、まあマジックテープなり磁石なりを使って適当に。私は磁石でくっつけました。

 ではそんな感じで~~~

2021年7月13日火曜日

スーパーカブ110(JA44):諸々改造(スプロケ15丁化・シフトインジケーター/電源ユニット/風防/メッシュインナーラック/メッシュシートカバー/クランプバー取り付け)

 更新間隔が空いたのは私のサボりぐせか否か。まあたぶんそう。

 今回は、色々諸々改造・取り付けを行ったのでそれを報告させていただきたく。
 あ、写真はほとんどないです。そりゃバイクの素人がいきなり色々とつけようとすればそんなヒマはありません。最後の方暗い中での作業だったし。なので長文からイマジネーションで画を作り出してくださいな。

簡易シフトインジケーター

 さて、まずはヤフオクで落とした簡易シフトインジケーターです。プロテックさんが専用品を出していますが、1万円超えとまあお高い。ということで、7セグLEDに今何速に入っているのかさえ分かればいいので、ヤフオクでハンドメイドの製品を購入。なぜイチから作らなかったのかって?7セグLEDの制御がわけわからんかったのと、丁度いい長さのケーブルを何本も作ってられない面倒くさがりが発動しまして、ハンドメイド品3800円(+送料210円)で手に入るのならば十分では?となったわけです。
 
 まずは外装を外します。まあカブの外装の外し方なんてどの型でもいっぱいありますから、各自ggってください。私はJA44なので、ホーンカバー→レッグガード上(本名わからん)→レッグガード→サイドパネルの順で外しました。あ、あと、バッテリーカバーも。
 そしてトランスミッションから出てるっぽい配線を見つけて(9端子カプラーがあったらそれ)、今回の製品を割り込ませて接続し、元のニュートラルインジケーター用のカプラーに分岐したカプラーを接続します。
 あとは線をなんとか這わせて、付属の結束バンドだったりどこのご家庭にでもあるであろう結束バンドで線をまとめて、メーター付近まで持ってきます。
 次に電源をつけるのですが、こちらはJA07だったかJA10用のもので、そちらにはメーター内にギボシ端子があるっぽいのですがJA44にはありませんでした。なので、今回は後で取り付ける(といっても並行して作業していたので厳密には違いますが)デイトナ製・D-UNITのギボシ端子(+)に接続しました。
 これで完了です。あとはケーブルマネジメントを頑張ってください。あと取り付け位置(私は風防のところに結束バンドで留めました、これで十分)。

 補足ですが、なぜ+のみの配線でいいのかというと、このシフトインジケーター、LED側(9端子カプラー側)の、つまりトランスミッション側の端子が-なんですね。チェンジペダルを踏んで、ギア位置が切り替わると、端子の接触している部分が切り替わり、必然的に回路(のマイナス側)が切り替わり、そして表示が切り替わるのです。これも絵付きで詳しく説明されているサイトがあるのでそちらをご参照ください(どこだったか忘れた)。

デイトナ・D-UNIT(防水タイプ)

 続いて、デイトナ製・D-UNITを取り付けます。今回は一応防水タイプをセレクト。まあ万一があったら怖いからね。
 これは、ACC(アクセサリー)電源のON/OFFに合わせて電源のON/OFFが切り替わる、バッテリー直接接続型の電源ユニットです。バッ直なので電圧も安定しており、また、分岐でもないので不安定になる要素も少ないので安心ですね。
 
 さてバッテリーケースも空いているので、あとはバッテリーカバーを取り外し、ついでに車載工具も取り外し、バッテリーの+-それぞれにY字端子をねじ込みます。
 そして、ACC電源の来ているところを頑張って見つけて(JA44では、赤いカプラーの中の黒ケーブルがACC電源でした)、ギボシ端子…の付いているケーブルを付属のエレクトロタップで割り込ませます。ACC電源はON/OFFを判別するだけなので、細くてもOKですしエレクトロタップで十分です。ただし私は(父の助言で)家にあったGROM用(たぶん汎用)の分岐ケーブルにギボシ端子を挿しました。まあここはどうでもいいです。だってACC電源のON/OFFさえ判別できればいいんだもの。
 ACC電源の見つけ方ですが、テスターで鍵がONのときに導通して12Vになるところを見つけてください。そこがACC電源です。
 
 あとは上のシフトインジケーターと同じく配線を這わせて、私はレッグガード上部(何ていうのか忘れた)の中に一旦押し込みました。まだドラレコとかUSB電源とか付けてないので。これでレッグガード上まで開ければ電源が取れるようになりました。3つ以上に鳴った場合は知らん。分岐でもさせればいいんじゃないですかね。

旭風防・CUB-13風防(とクランプバー)、あとメッシュシートカバー

 さて次、これは単純で忘れてただけなのですが、風防も取り付けました。JA44専用の、旭風防・CUB-13という比較的大型の風防です。
 ミラーを取り外して(ミラーを締め付けているナットが逆ネジになっていることに注意)、説明書どおりに金具たちを取り付けていきます。ただし、位置決めとかナットの取り付け・締め付け等地味に微調整が面倒な箇所が多いのは注意してください。増し締めしたらちょっとずれた、戻したら増し締めしたぶんがもどった、とか、なかなか風防が取り付かない(取り付け用下部ナット取り付け忘れ)など、色々とミスする点が結構あるので。
 ちなみに私はこのタイミングでスマホホルダー用のクランプバーを取り付けました。ミラーと共締めってやつですね。ちなみに楽天で送料無料560円の安物です。多分アルミ製だし大丈夫でしょ。

 あとメッシュシートカバーも付けました。夏には必須ですね。これの取り付け方なんて説明いらないでしょ、ただ取り付けるだけです。夜でも出来ます(実際夜に取り付けた)。

ドライブスプロケ15丁化

 そして、ドライブスプロケットギア(前スプロケ)も変更しました。こちらは定番の、14丁から15丁に変える改造です。実際に作業して初めて分かったことですが、スプロケ自体は一番奥まで押し込まず、ステーとボルトが入るように一部山が切られているところのちょい奥で止めて、ステーとボルトの位置を合わせて締める、という感じで作業しました。ちなみにここはどうやらきつく締めすぎてボルトが折れることがあるそうなので、トルクレンチを使って12N・mで締めましょう。ちなみに12N・mって結構軽いよ。

 その効果ですが、これが抜群。何なら15丁が純正でいいんじゃない?ってくらい。
 カブ110って純正ママだと割とオーバートルクな感じ(特に1・2速)で、1速とか間違えてアクセル開け過ぎたら某どうでしょう状態(ウィリー)しちゃうんじゃないかってくらい持っていかれる感じがあるのですが、15丁化すると、1速のトルクが少しマイルドになって、2速も少しトルクが抑えられて、しっかり2速してる感じ(MTで車の免許取った人ならわかると思うんですけど、1→2速の変速タイミングがちょうどいい感じになるんですよね)に。
 そして3速で40km/hくらいまで普通に引っ張れるようになりました。14丁だと少し回しすぎ感があってすぐ4速に入れてたんですが、40km/hくらいなら3速のままでもいいかーってくらいになります。そして4速で60km/h以上になったときの左右方向の振動も収まり、とってもいい感じです。これはほぼすべてのカブ(JA44)乗りにおすすめしたいくらい。いやすでにやってる人が多いか。

メッシュインナーラック

 あとは、アウトスタンディングのメッシュインナーラックを取り付けました。これは、コンビニフックとその反対側の部分(と公式ではレッグガード上部に左右1つずつ穴を開けてそっちでも留めろと言っていますが、どうやら先人いわくこの2つで十分だそうです)のレッグガード取り付け穴を使って取り付けるインナーラックで、ベトキャリの代わりみたいなものです。値段もそう変わらないし。
 個人的に、ベトキャリだと少し積載量に不満があった(モノ一つくらいしか積めないのってすくなくない?)のと気軽にものを置いておけないので、他のスクーターみたいに気軽にペットボトルとかをポンと置いておけるこれを選択しました。欠点は、少し鍵周りが狭くなることくらいかな?色が気になるなら塗ればいいし、純正コンビニフックって正直使い勝手悪いし…。
 取り付けたあとの画像?面倒なのでアウトスタンディングさんの公式ページで確認してください。結構すばやく発送してくれるのでおすすめですよ。アウトスタンディングさん。


 こんな感じで、画像一つもない省エネ(文章は無駄に長い)記事ですが、色々と付けましたよということで。
 一番良かったのはやっぱりスプロケ交換ですね。15丁化するだけでここまで変わるとは…。扱いやすくなりました。
 あとはシフトインジケーター。なんだかんだ、今何速だっけ?ってなるのであればあるだけ役に立つ。

 そんな感じで~~

2021年7月7日水曜日

スーパーカブ110(JA44):大型ホムセン箱取り付け!(アイリスオーヤマ・KB-540)

 どうもこんにちは。
 今回は、カブにとっては定番のカスタム、ホムセン箱取り付けをやっていこうと思います。

 …とはいっても、そこは私なので、いわゆる定番のものではありません。
 一般的な、鍵付きのアイリス箱ことアイリスオーヤマ製・RVBOX カギ付 460ではなく、同じアイリス製でも密閉バックルストッカー・KB-540を採用しました。主には灯油缶を収納することが想定されており、18/20Lの灯油缶が2つ入るよ、というサイズのものです。リッター数でいうと約60L。定番のRVBOX460の約30Lと比べると約2倍の容量を誇ります。
売り場での写真 お安いしいいよね

 さてなぜKB-540なのか。これは比較的単純です。30Lでは積載量が小さいなと思っていたからです。メット1つ+α程度では少ないなぁと。買い物とかに使ったりする予定なので、できるだけ大きなモノが良かったんです。
 そして近所のホームセンターを見てたら見つけたのがこのKB-540というワケ。定番のRVBOXと同じく密閉用のパッキンが付いているので、雨が侵入したりする危険性もない上、鍵は付いていませんが南京錠をつけるためのステンレス製のバックルがあるので、実質(容量的には)RVBOXの上位互換なんじゃないかなーと思います。まあその代わりでかいけど。
 ただ大きいとはいっても、ギリギリカブの荷台には載せられるサイズなので、問題はないと思います(あくまで個人の感想)。
蓋オープン
蓋クローズ ちょっと大きいけど収まってるでしょ?

 では取り付けていきます。まあ上の画像ですでに取り付いちゃってるけど。
 まずはこの箱、バイクに載っけることなんて考えていないので、底面がフラットではなく、足が4つあります。その足をどうするかでこのあとの作業が少し変わってきます。
 何かというと、足を切り落とすのか足に合わせたスペーサーを作るのか、です。
 私は、スペーサーを作る方を選択しました。なにせ、これ地味に強度のあるポリプロピレン製なので、切り落とすの大変そうだなーと思ったので。

 ということでスペーサーを作ります。
 これの足は確か15mmくらいあったはず(記録を残してないのであいまい)なので、それに合わせてスペーサーを作ります。
 家に転がっていた板材を丁度いいくらいのサイズ(約35×21cm)に加工しました。長辺側に合わせても短辺が足りなかったので、二枚の板材をセメダインCでくっつけてます。(なぜ木工用ボンドではなくセメダインCなのかというと、凸凹だったのでこっちの方がいいんじゃね?と思ったのと手元にあったからです)
長辺側
短辺側
セメダインCをパテみたいに充填しました
 そして、緩衝材及び振動抑制のために、発泡ゴム製のシート30×30cm(確か厚さ10mm)を適当な大きさに切り出し、
このあと少し大きめに切り出しました
木材側に腐食等から保護するためのペイント剤を使用して(ニス代わり、油性ニスは臭いしペイント剤のほうが色をつけられるし多用途に使えると思って採用しました)、ゴム+木材でもくっつけられるセメダインスーパーXで接着して、スペーサーを製作しました。
ペイント剤の色はけやき。二度塗りしました あとセメダインの部分が弾いてますね
透明で良かったんだけど間違えてホワイト買っちゃった まあいいか

 そして、今回取り付けに使用するステーはこちらです。これはスチールラック用のものですね。でもまあまあな厚みがあって塗装もされてて、それでいて他ステーよりもお安く買えるのでおすすめです。
長穴のサイズはM6ネジが通るようになってます
 それをこんな感じに長さを合わせて切りました。切り口は車用のタッチペンで防護処理。
長穴一つぶん切り落としました
 ちなみにこちらが取り外したカブ(JA44)の荷台です。まあ色んな所で出てるだろうけど。
 某所で、6-66とかよりもスーパー5-56のほうが防錆力が高いらしいと聞いてスーパー5-56を買っちゃったので、それを塗布してあります。すでに一部ちょっとだけサビが出ていたのと、結構錆びてる画像を見たので防錆処理しといたほうがいいかなーと。

 そして、上に載せたステーと以下の金具を用いてこの荷台に取り付けていきます。
ステンレス製ボルト・ワッシャー・ナット、M6です
配管用のU字金具 これはドブメッキだったかユニクロメッキだったか
あと、こいつM8っぽい顔をしてW5/16とかいうヤーポン法の手先でした
 ステーをマスキングテープで仮止めして、わかりやすいように大体の位置に貼ったマスキングテープに油性ペンでマーキングを施します。
ちょっと見にくいけど一応油性ペンでマーキングしたあとです
下で説明する2.5mmの穴が空いたあとだけどこっちのほうがわかりやすいかな
 あとは、家にあった目打ちでアタリをつけて、電動ドリルでゴリゴリして穴を開けます。一応、2.5mm→4.0mmと順に穴を大きくしました…が、家にはこれ以上の大きさのドリルがなかったので、ステップドリルを用いて6mmの穴にしました。割とサクサク削れたので良かったです。
ステップドリルくん 実は使ったの初めて
 そして、最後にヤスリで軽く切り口を整えて穴あけは終了です。
タミヤのホビー用・棒ヤスリと半丸ヤスリ
穴あけ完了(U字金具以外)
 …と思ったんですが、微妙にU字の金具の穴位置がずれてたので、ヤスリを使ってゴリゴリ穴を広げました。
下側の穴をほんの少し削って広げました
これで入ったのでヨシ

 そして、サイズを合わせたステーを荷台裏側に結束バンドで取り付けます(この時点ではボルトが下側になってますが、後で逆になります)。
長穴とはいえ後ろ側(画像上側)の結束バンドはちょっと無理やり
 次に、荷台を元の位置に戻します。一応しっかりトルクレンチで規定トルクを守って締めました。思ったより力かけなくていいんだなーっていうのがその時の感想です。
実は取り付けたのは翌日
 あとは、上からスペーサーとともに箱を載せて、穴位置を合わせてボルトを挿し、締め付ければ出来上がりです。
 一応圧力の分散を考えて、ステーとボルト・ナットの間にはどちらにもワッシャーを噛ませてあります。U字金具は売り場にあったステーみたいなものを噛ませてあります。
 ただし、締め付けすぎるとステーが曲がって荷重を支えきれなくなる恐れがあるので、ほどほどの力で締め付けました。
 U字金具は、ちょっと長さが足りなかったのでほんのり無理やり(箱の底面が軽く歪むくらい)締めました。パワー的にはもっと締め付けられたんですが、これ以上締めると箱が割れそうだったのでここだけは手締め…というか指締めで補助的な役割に徹してもらいます。
ちょっと引いたアングル
箱真上から
わかんないかもしれないけどほんのり歪んでます

 あと、実はこのステーの向きにもちょっと意味合いを持たせていて、荷台側は左右方向の力を支えるために横向き、箱内部は前後方向の力が箱の底面に集中してかからないように縦向きにしています。U字金具は知らん。
少しステーが曲がってます あと私の顔が写りかけてるけどこれくらいならセーフ
後ろ側 同じくらいステーが曲がる用に締め付けました
ただしこれが正しいかは不明


 これで完成です!!
 長々と書き連ねましたが、何かの参考になれば幸いです。
蓋オープン
蓋クローズ …と、シールを剥がしたあと

 あと、これにつけている南京錠ですが、ちょっとシャレてるもののほうがいいなーと思ったので普通の南京錠ではなくこんな感じのものを使いました。
 一応ロックナンバーの変更も可能らしいです。まだしてないけど。
ちょっとだけダサくない南京錠
これが
こんな感じに開きます
こんな感じに付けます


 補足なのですが、上の説明ではボルトとナットは一対でしたが、このままだと緩んでしまう恐れがある(特に振動の大きい単気筒なので)ので、後でもう一つずつナットを追加してダブルナットとし、緩まないようにしました。
 また、U字金具について、やっぱり応力がかかり過ぎちゃう危険性があるので、保険程度にしかなりませんが後でワッシャーとナットを下側に取り付けて、多少でも応力を分散できるようにしました。

 ではそんな感じで~

2021年7月6日火曜日

レビュー:KZ ZAX

 さて、TwitterでKZ ZAXを買ったよーと報告してからしばらく経ってしまいましたが、その間に本体と自分のエージングが終わったであろうということでレビューしていきたいと思います。

 ちなみに、私の脳内で(勝手に)比較される機器は、KEF M100、HD598・Q701 with Bifrost(旧)+Hd-Q7、LS-K701 with LP-2020+改です。あとDX90jも使ったりします。
外箱
with DX90j
 まずはエージング前、買った当初の感想です。
 う~ん、耳が開放型ヘッドホンやらスピーカーやら、音場が広いものに慣れているからなのかもしれないんですが、ちょっと閉塞感を感じてしまいましたね。特に上下方向。
 でも、音の分離やそのバランスは5000円台(通常は6000円台)のものとしては十分以上だと思いました。
 低音がしっかり出ていながら、中高音を邪魔していない…というよりは多ドライバーによる中高音のドライブ能力もあるのでしょうか、バランスの良い音に仕上がっていると思いました。

 音の調子としては比較的冷たい感じの、モニターライクな感じかなぁと思いました。BAの特徴というか。
 音の定位も良く、上に書いたように分離も良いため、いろいろな音が鳴っている曲や音が大事なゲームなどにも使用できるんじゃないかなと思いました。
 音場についても、上下方向以外、つまり前後左右方向であれば密閉されている割には広いんじゃないかなと思いました。

 まあ、上に書いたぐちゃぐちゃのレビューを軽くまとめると、5000円台(6000円台)なのにクラスを超えた分離・定位を持ち、また音場もそこまで狭くなく、多ドライバーによるスッキリとした音を持っているので、とてもおすすめできるイヤホンだと思います(この時点で)。明らかに値段からするとオーバースペックです。
閑話休題、謎の中国語の書かれた金属プレート


 さてエージング(なんか買ったときにおまけで付いてきたPerfect Agingっていうエージング用音源を使ってエージングしました)をした後の感想ですが…

 だいぶ私の耳が衰えているのかエージングに意味がないのか、ほとんど変化は感じませんでした。まあ強いて言うならすこしヌケがよくなったかなってくらい。

 それよりも、イヤーピースを変えてみた効果のほうが大きかったです。JVCのスパイラルドットという商品で、その名の通り内側に螺旋状のくぼみが付いており、それによって音質がどうこう、というものです。あと少し柔らかめの素材です。なので耳穴への追従性はすこし上がるんじゃないかな。
 ヌケがよくなるイヤーピースなので、つまりは少し密閉性が下がるため、遮音性は低まってしまいますが、まあ別に許容範囲だと思います。遮音性求めるなら低反発イヤーピースを使ってください。

 さて、そのスパイラルドットをつけてみた感想ですが、これは相性がいいなと思いました。
 上下方向のヌケ、音場が悪いのでそれが改善されればいいなと思っていましたが、思ったとおり上下方向の広がりが大きくなりました。
 主な改善点はこれくらいですね。大きく音は変化しません。純正まんまの音って意味ではいいのかな?

 さて、変化のある音質関連のレビューはここまで。十二分に満足できる音質を持ったイヤホンだと思います。イヤーピースはそれぞれお気に入りのものにはめかえたほうがいいと思います。ちょっと純正の質が悪いので…。
本体、透けてるから中身が見える

 続いては主に外装関連について。
 まず本体ですが、本体色として黒を選んだんですけどまあ多分正解でしたね。どうやら銀色の方は結構目立つカラーリングっぽいので。
 
 あとは嵌め心地。
 これは、私がこういったタイプのイヤホンが初めてな割にはめやすくいい感じの装着感だと思います。
 スカスカでもなく、いい感じに耳の穴を埋めてくれるので、普通のイヤホンにあるようなグラグラ感はありません。少なくとも私の耳にはちょうどフィットしてくれました。
 あと、上の画像でわかるかと思いますが、耳に掛ける部分は少し硬いかたどられたチューブに覆われているため、掛けやすく鳴っています。まあこの手のイヤホンにはよくあることか。

 そして、これはまたこういう中華イヤホンとかリケーブル対応イヤホンを私が初めて買ったからなのかもしれませんが、こういうねじねじさせたケーブルはちょっとだけたよりなさというか断線しやすそうだなぁと思ってしまいます。特にY字に分岐したあとの細いケーブル。実際どうだかは知らないけど。
 別に初期付属のケーブルの質が悪いわけではないと思います。まあ普通ですね。
 2ピンのケーブルなので何かしらの形でリケーブルは容易に行えるんでしょうけど。
 
 でもどうせならZERO AUDIOが採用しているようなケーブルがいいなぁと思ったりします。あれすごく質が良くて、しなやかで絡まりづらいので取り回しがいいんですよね。
 ZERO AUDIOのリケーブルセットも売ってるので、今後もしかしたらAliで変換ケーブルを買ってZERO AUDIOのケーブルに変えるかもしれません。(ちなみにZERO AUDIOは元線材屋なのでケーブルの質がいいんだとか)

 ともかく、普段使いの比較的ラフに扱えるイヤホンとして今後大いに活用していこうと思います。
 そんな感じで。

2021年6月16日水曜日

スーパーカブ110(JA44):納車!!!

 さて、もうすでにTwitterの方では載せていますが、スーパーカブ110(JA44)をつい先日納車しました~!!
 走行280kmの、ほぼ新車な中古車です。
 実際店員さんにも、タイヤの慣らしが終わったくらいで、まだエンジンの慣らしは終わってないですよ~と言われたくらいですね。
 その上、ワンオーナー(まあ走行距離的に当たり前か)で、どうやらボディーコーティングもしていたみたいなのでとってもきれいです。
 色は、アーベインデニムブルーメタリック。深い方の青色ですね。

 早速納車時の写真をば。
右前
左前
後ろ
メーターまわり
乗ってみました さすがの足つき性
 ご覧の通りとってもきれいな個体です。
 大事に乗っていきたいと思います~!!!

 そして近所で試走してみたのですが、今ギアが何速に入っているのかがわからないのはやっぱり気になりますね~。
 まあ慣れればいいのかもしれないし、そもそも1~3速ならほとんど発進したときのトルク感が変わらないので気にしなくても良いのかもしれませんが…
 私はAT限だけどガチャガチャギアを変えて遊びたい!というのもあってカブを選んだので、ギアポジションのインジケーターは欲しいですね~、ヤフオクとかででも売ってるので、まずはそれをつけてみようかな。

 あとは、素だと積載量がほぼないので、定番のホムセン箱をリアキャリアにつけようかなと思っています。
 ただ、人気のあるアイリス箱はなーんか容量が少ない気がするので、せっかくなら大型60cm級の箱を取り付けようかなと画策していたりします。

 あとやっぱり、風防は欲しいかな。旭風防のCUB-13あたりを検討しています。他には、すでに購入済みですがドラレコもつける予定ですし、アウトスタンディングさんで売っているインナーラックもつけようかなと思ってます。ベトキャリよりも使い勝手が良いんじゃないかなーって思いまして。
 もちろんスマホホルダーとUSB電源も付ける予定です。いくつか電装品を追加するので、デイトナのアクセサリー電源ユニットも導入しようかなと思ってます。
 
 今のところはこんな感じですかね。机上の空論だけで言えば、タコメーターだとかエアクリ交換とか、マフラー交換とか、スプロケ15丁化とか、色々考えてます。
 実装順はどうなるかわかりませんが。
 多分ホムセン箱が一番最初かな?