2021年6月16日水曜日

スーパーカブ110(JA44):納車!!!

 さて、もうすでにTwitterの方では載せていますが、スーパーカブ110(JA44)をつい先日納車しました~!!
 走行280kmの、ほぼ新車な中古車です。
 実際店員さんにも、タイヤの慣らしが終わったくらいで、まだエンジンの慣らしは終わってないですよ~と言われたくらいですね。
 その上、ワンオーナー(まあ走行距離的に当たり前か)で、どうやらボディーコーティングもしていたみたいなのでとってもきれいです。
 色は、アーベインデニムブルーメタリック。深い方の青色ですね。

 早速納車時の写真をば。
右前
左前
後ろ
メーターまわり
乗ってみました さすがの足つき性
 ご覧の通りとってもきれいな個体です。
 大事に乗っていきたいと思います~!!!

 そして近所で試走してみたのですが、今ギアが何速に入っているのかがわからないのはやっぱり気になりますね~。
 まあ慣れればいいのかもしれないし、そもそも1~3速ならほとんど発進したときのトルク感が変わらないので気にしなくても良いのかもしれませんが…
 私はAT限だけどガチャガチャギアを変えて遊びたい!というのもあってカブを選んだので、ギアポジションのインジケーターは欲しいですね~、ヤフオクとかででも売ってるので、まずはそれをつけてみようかな。

 あとは、素だと積載量がほぼないので、定番のホムセン箱をリアキャリアにつけようかなと思っています。
 ただ、人気のあるアイリス箱はなーんか容量が少ない気がするので、せっかくなら大型60cm級の箱を取り付けようかなと画策していたりします。

 あとやっぱり、風防は欲しいかな。旭風防のCUB-13あたりを検討しています。他には、すでに購入済みですがドラレコもつける予定ですし、アウトスタンディングさんで売っているインナーラックもつけようかなと思ってます。ベトキャリよりも使い勝手が良いんじゃないかなーって思いまして。
 もちろんスマホホルダーとUSB電源も付ける予定です。いくつか電装品を追加するので、デイトナのアクセサリー電源ユニットも導入しようかなと思ってます。
 
 今のところはこんな感じですかね。机上の空論だけで言えば、タコメーターだとかエアクリ交換とか、マフラー交換とか、スプロケ15丁化とか、色々考えてます。
 実装順はどうなるかわかりませんが。
 多分ホムセン箱が一番最初かな?

2021年6月15日火曜日

レビュー:FiiO μBTR

  さてさて、連続更新となりますが、前回のヘルメットスピーカー用にFiiOのμBTRというBluetoothレシーバーを購入しました。これをレビューしていきたいと思います~。
 
 今回のBluetoothレシーバーの選定条件としては、
 ・安いこと
 ・とはいえ一定以上の音質があること
 ・ある程度安心できるメーカー製であること(つまりAmazon中華は排除)
といった感じでした。
 最初はエレコムとかグリーンハウスの2000円台のものを考えていたのですが、(持ってないけど)DAPなどで定評のあるFiiOから出ている小型Bluetoothレシーバーがあったんだ!ということでこれにしました。

 購入したのはヨドバシで、3200円でした。ちなみにどうやら私の購入した黒色のものはディスコンですでに生産終了しているので、欲しい方は在庫が残っているうちに、または中古で購入してみてください。

 これ、3200円と下の上くらいの価格帯の代物だと思うのですが、aptXに対応してるし充電口はUSB-Cだし、コンパクトだし、その上独立したアンプを搭載していて、レシーバー側独自で音量調節ができるようになっていて、とまあまあ装備が豪華です。あとマイクがついてます。なので通話も可能ですね。

 さて上に概略を書きましたが、まあまずはお写真を。
箱 前側
箱 後ろ側
本体 with 箱
 この画像程度でわかるかどうか不明ですが、結構質感が良いです。しっかりした作りでさすがは有名中華音響メーカー・FiiOといったところでしょうか。クリップ以外のの表面がツルテカなのは少し傷が気になりそうで怖いですけど。あと指紋が気になる人は気になっちゃうかな。全部クリップと同じようにしたら…質感落ちるのでまあいいか。

 そしてこれが説明書。簡素ですが大体のボタン配置が分かればカンで操作できる範囲でしょう。
取説1 接続方法とかボタン配置とか
取説2 ステータスLEDの表示
 さて早速ペアリングしてみます。
 ちなみに1回目のペアリングはカンで操作してました。これが電源ボタンで、長押しすればペアリングモード入るやろって思ってボタンAを長押ししてました。
 まあそれでペアリングモード入って、無事ペアリングできたんですけどね。

 さておき、私のhtc10(サブ用に音楽とかSDカードに入れてある)とペアリングしたので、開発者モードからどのモードで接続されているのか確認しました(スクショ忘れ)。
 見てみたら、きちんとaptX、48kHzで接続されてました!
 次にメインのPixel4 XLに接続しましたが、こちらでも同じように接続されていました。ただし、もちろんスペックにないのでaptX HDには非対応ですしaptX LLにも非対応です。3000円台にそこまで求めちゃいけないかな。

 ということで、htc10のPowerAMP(昔買ったまま、他にあるかもしれないけどスマホではこれで再生してる)から音楽を再生してみました。内容は、私なのでまあアイマス曲とアニソンくらいしか聞いてません。
 3.5mmジャックの接続先はHd-Q7、ヘッドホンはHD598で試聴しました。

 肝心の音質ですが、これはとても良かったです。というか圧縮音源なら有線接続とそう大差ないんじゃないかなって感じの音質でした。強いて言うなら音場(特に上下方向)が狭くて、解像感が低めだったかな、といった感じです。
 下流(Hd-Q7+HD598)が良いのに、音質的な欠点が音場・解像感くらいしかないってことはとても素晴らしいことだと思います。

 あと、aptXだからかラグも少なかったです。音ズレ感はなかったです。
 また、Youtubeで動画を見てみたんですがここでも音ズレを感じることはありませんでした。つまり優秀なレイテンシの低さですね。流石にちょっとはありますが。

 さてせっかくなので特有の機能である独立ボリュームを試してみました。スマホ側のBluetooth音量はマックスで、μBTR側から音量調節してみました。
 これが結構良くて、スマホとかの音量調節って結構ステップが広くて一気に音量が上下しちゃうんですが、μBTRはちょうどいい感じの幅で音量が調節できたので、とても良かったです。

 あと同時に2台接続できます。一応試してみましたが、きちんと同時に2台のスマホとペアリングできました。音の優先度ですが、先に音を出したほうが優先され、後から音を出したほうは音が出ていませんでした。先に音を出したほうの再生を止めても、勝手に後からのほうに切り替わることはないので、手動でもう一度再生し直してください。そうすればもう一台のほうに切り替わります。少しだけ切り替えにラグが発生しますが、そう気になる程ではありません。

 クリップは胸ポケットなど布に挟むのにはちょうどいいテンションでした。NFCペアリングはやってないのでわかりません(やってみればよかったけど)。でもまあ普通にペアリングすれば良いんじゃないかな。

 このμBTRの最大の欠点として、他の人も書いていたことなのですが、曲送りと戻しのボタン配置が直感と逆なんです。音量を下げるほうが曲送り、上げるほうが曲戻しなのですが、これがちょっと直感的に逆ですね。まあ私そんなに曲送り・戻しはリモコンからはしないのでそこまで気にしていませんが、よく使う人とかは気になっちゃうかもです。
 
 ちなみに電池の持ちについてですが、まだ長時間稼働させていないのでノーコメントで。一応公式では9時間持つそうです。
 マイクについても、まだ通話していないのでノーコメントで。使ったら追記します。


 ということで、総評ですが、さすがはFiiO、しっかりした作りで音質もよく、aptX接続なら音ズレも少なくてとても良い商品だと思います。
 アンプにしっかりとTexas InstrumentsのTPA6132A2を使っているからか、音量もしっかり取れて、音質もBluetoothレシーバーとしては素晴らしいものでした。
 実売価格もヨドバシやビックカメラなら3200円で売っている(黒は在庫限りかも)ので、変にAmazonで1000~2000円台の怪しい中華製品を買うくらいならこのFiiOのμBTRを買うことをおすすめします。少しお値段を乗せるだけで素晴らしい音質を手に入れられますよ。質感もいいですし。

 そんな感じでおわります~~。

スーパーカブ110(JA44)に向けて:準備編Ⅱ

  準備編Ⅱ…と言っても、Twitterに載せたものをまとめたくらいのものですが。

 さて、前回車校(名古屋近辺でしか通じない言葉)(自動車学校のこと)に入校する前にグローブとヘルメットを購入したわけですが、しばらく経ちまして、無事卒業できました!!!
 さすがは小型AT限定、2日とは言わずとも2周間もあれば卒業できました(比較的自由に教習を入れられる場合に限るけど)!!
卒業証明書 顔写真とその他個人情報っぽいものはモザイクモザイク
 なにせ実車に乗ったの卒検含めて6回ですからね。そりゃ素早く卒業できますよ。
 そしてすぐに平針に行けば(平日に限る)免許証です。
普通二輪は…ってなんか長いですね


 ということで無事この記事を執筆しているときにはもう乗れる状態なわけですが、時はさかのぼりまして6月12日、つまり一昨々日(現時点)、前記事のKOSS KSC75をヘルメットに内蔵させる改造を行いました。
 先に書いてしまうのですが、このKSC75のサイズ、まるで合わせたかのようにヘルメット(WINS G-Force SS JET)のスピーカー取付部にピッタリでして、本当に手間がほとんどかからずに内蔵することができました。
あまりにぴったりすぎて見づらいかもしれないけど真ん中にあります
 そして後ろから線を出して、これまた次にレビューを出す予定のFiiO μBTRというBluetoothレシーバーにつないで…
まっすぐ配線したところ Y字分岐が見えるように、かなり先が余ってます
 あとは出てる線をイヤホン用ケーブルタイでまとめて…というところで、父親からストップが。
 出てる線が長すぎる、とのことです。
 まあ今となっては確かに、これだけ出てると(写真はないですが)邪魔だし何なら危険もあるかもしれないのでこのアドバイスは良かったです。

 んでどうしたかといいますと、ヘルメットの内装をほぼ全て取り外して、線という線を中に押し込みました。ちなみにヘルメットの内装を外すのは簡単でした。ほぼ直感でいけます。
 そして最終的には、本当に先っぽだけ出すくらいの状態にしました。これならスマートですね~
右側から出しました 先っぽだけですね
FiiO μBTRと接続 あごひもにピッタリ付きます、そうそう外れないでしょう

 こんな感じで、取り付けが完了しました!
 それぞれ(μBTRとKSC75)の音質にはすでに満足しているので、もちろんこの状態でも私にとっては満足な音質が得られています。っていうかヘルメットスピーカーに音質を求めちゃいけないんだろうけどね。
 ちなみにまだ実走では使用していません。なので、実際に使ってみたら感想を追記するか別記事で紹介しますね~~

2021年6月14日月曜日

レビュー:KOSS KSC75

 こんにちは。(特に挨拶が思いつかない)
 今回は、とある理由(後述)のために、KOSSのKSC75という耳掛けヘッドホンを購入しました。
 その前に単体での能力を確認しようと試聴した結果について綴らせていただきます。

 ちなみに、結論としては素晴らしい音質でした。2000円でこれなら正直次のヘッドホンは1.5万円以上は出さないと変化を感じないと思うくらいです。

本記事唯一の生写真(ほかは動画キャプチャ)
 まず外観はこんな感じ。まあ2000円くらいのものなのでかっこよさとか質感は求めちゃいけませんね。でも別に悪くないと思います。
 ただ、LRの判別が耳掛けの向きだけなのでそれくらいは表記しておいてほしかったかな。(後述の改造のために油性ペンでLR書いておいた)

 そして開封したのですが、なんかよくわかんない(日本語ないし)文書がひとつと
よくわからん 捨てるときのなにがしかかなぁ?
 限定永久保証の説明の紙の二枚が入ってました。
 付け方は自分で考えろ(というかまあカンで分かるけど)ってことですかね。
Limited Lifetime Warranty(限定永久保証)
 そして、耳掛けフックをグニグニしてたら、ぽろんとフックが取れちゃいました…(がこれを購入した主目的としては願ったり叶ったりだったりする)
ぽろんと 動画キャプチャなので微妙に驚いた手になっております

 で、その伸ばしに伸ばした”主目的”なのですが、わたくし最近バイクの免許(とはいっても小型AT限定ですが)をとったんです。
 そして、ヘルメットスピーカーをつけようかと思ったんですけど、専用品で良いやつは高いし、安いやつは音質微妙そうだし…で、それなら耳掛け型のヘッドホンのフックを取り外して、スピーカー部分だけにしてつけちゃえ!
 という考えのもと、このKOSS KSC75を購入したわけです。
 このことについてはまた別の記事にします。


 さてさて、肝心の音質なのですが、これが素晴らしい。
 通常、AKG Q701・SENNHEISER HD598~ortofon Hd-Q7/KENWOOD LS-K701~Lepai LP-2020A+改で音楽を聞いている私ですが、それらにすこし劣るくらいで、正直一般な人たち(オーディオ沼にハマっていない人のことを言う)だったらこれで十分にも程がある音質してます。
 強いて言うなら、オープンエア…というかパッパラパーなので、ヌケが良すぎるというか高音域がヌケがちです。ただ、普通に音楽聞いたりYoutubeみたりするくらいなら、重低音もしっかり出ていますので問題ないです。

 安いものにありがちな解像感のなさもなく、というか2000円でこの解像感が出せるのか、と驚いたくらいです。まじで。
 音は低音寄りのフラットで、音場は他のオープンエア型ヘッドホンのそれとほとんど変わりません。定位も比較的良好で、音漏れさえ考慮しなければ非常に良いと思います。


 そんなこんなで、総括ですが、値段にしては明らかにオーバークオリティな音をしたヘッドホンだと思います。
 持ってないけど、同じKOSSのPortaProも同じ感じなのかな?

 とにかく、見た目とつけ心地、音漏れさえ大丈夫なのであれば、もう15000円以上のヘッドホンくらいでしか音質の向上は望めないでしょう、そう言えるくらい素晴らしい音質のヘッドホンでした。

 それでは~~

2021年6月4日金曜日

スーパーカブ110(JA44)に向けて:準備編Ⅰ

  別にアニメのスーパーカブに影響されたわけではないのですが(強調)(でもいいアニメだと思うよ)、現在スーパーカブ110(JA44)に乗るための準備をしています(小型AT限定免許取りに行ったり)。
 実はもうすでに購入は済ませていたりして、走行距離250km弱、半年落ちのほぼ新車がたまたま手に入ったのでそれに乗っていく予定です。

 …と、Twitterでも十分そうな文量ですが、一応まだ続きます。準備編、との通り準備したものの紹介ですね。

 まずは一番大事なヘルメット!!
斜め前から 映り込みはぼかした すでにゼロウォーターは施工済み
 WINS製、G-ForceSS ジェットヘルメットです。色はマットブラック。まあ2りんかん行ったらサイズの合うものがこれしかなかったっていうのもありますが。まあかっこいいからヨシ。
バイザー上げた 教習中は教官の声を聞くためにこの状態
ちょっとピントずれてるけど後ろ
 これは、どこかのYoutuberさんがジェットならこれがいいって言っていたものを選びました。入校まで時間がなかったしね…(車校(名古屋弁)が、感染症対策で必ずマイヘルメットを持ってこい、となっていたのです)。
 見た目もかっこよかったし、実際に被ってみてもしっくりきたのでこれに決めました。軽いし。
 ベンチレーションは前後二箇所(と、後ろにメッシュになってる部分があるのでそこからも風が抜けるのかな?)。まあもともとフルフェイスより風通しの良いジェットですからこれで十分なのかな?
 しっかり格納式のサンバイザーもあります。ここまでの装備で軽くて3万円切ってるのはお買い得なのでは?ここの動きも(も、というのはバイザーの動きのこともってことです。言うまでもないかと思いまして)スムーズでした。
格納式のサンバイザー DVS(Double Visor System)らしいよ
 あ、あと、付属のカバー?の内側が、起毛素材になっていて、外装を傷つけなさそうでいい感じです。持ち手がないのが玉にキズだけど。
カバー?袋?まあとりあえず起毛加工されてます
 
 次に、グローブ。
Lサイズ ほんのり内手首側が長いのがわかるかな?
 コミネのGK-225 CE プロテクトメッシュグローブです。2りんかんで安くなっていたのと、タッチ対応なのと通気性がまあ良さげなところ、あと防御性能がしっかりしていたのでこれにしました。手のひらのところとか、手首も軽くガードしてくれているので。
装着 手のひら側 親指が短いのであまり気味
手の甲側 カチカチではなくちょっとやわらかめ
 しっかりとしたガード性能があるものの割には、しっかりと指に追従してくれる感じで、操作感も良かったです。また、手のひら側にアンチバイブレーションパッドがあるので、単気筒でブルブルするカブにはうってつけではないかと。
 あともちろん最近のものには付いていることの多い、親指・人差し指部分のタッチにも対応。個人的には親指はそんなに使わないうえに、手のサイズの割に親指だけ短いので操作しづらいんですよね…。そんな個人の対応はさておき。

 とりあえずこんな感じに装備を揃えて見ました。
 ライディングジャケットとかは、後々…というよりホンダドリームのお店に値下げされてて良さげなものがあったので納車時にあればついでに追加しようかなぁと思っています。
 あと、超掘り出し物で3300円でCB400 Super Bol d'or用ジャケット+胸部プロテクターとかいうのを手に入れたので、胸部プロテクターはこれを使おうかなと思っています。ボルドールジャケットは実際にボルドールに乗ってる父親が使います。

 それではそんな感じで。さてスムーズに卒業できればいいが

レビュー:EPSON EW-M630TW

 実にほぼ3ヶ月ぶりの更新です。
 まあ更新することもなかったし仕方ないね。色々ありはしたけどTwitterレベルだったし…。

 ということで、長文…というかTwitterに向いてないプリンターのレビューをしたいと思います。

 EPSONのエコタンク搭載型、EW-M630TWです。
 上に色々乗ってたりするのはご愛嬌。ウチの家族(私含む)はモノが置ける平たい場所にはモノをおいてしまう習性があるのだ。
 それはともかく。

 まずは外観。
 まあ見ての通り超シンプルな、事務用然としたデザインです。でも、表面に軽くディンプル加工みたいなことがされていたり、つや消しだったりと単純にプラの地まんまで安っぽい、ということはありません。
 なんだかんだ言って本体価格は高めなので、こんなもんなのかなぁと。プリンターに高級感なんて求めないだろうけど。
 そして前面ににどーんとあって目立つのが、この機種最大の特徴であるエコタンクのタンク部です。
 こんな感じに、前からインクの残量がガッツリ確認できます。
 ブラックの量が多くて業務用というか事務用感満載ですね~

 あと、ご覧の通り4色です。でも、フルカラーイラストを刷ってみた感じ、別に不満は感じませんでした。家庭用なら4色でも十分なんじゃないかな。もし写真をめちゃきれいに印刷したいなら、写真屋を頼ったほうが良いんじゃないですかね。ランニングコスト的にも。
 
 もう一つこの機種の特徴としては、モーターによる可動部が少ないことです。
 操作パネル(タッチ非対応、ここは賛否分かれるかも。ウチとしてはは問題ない)、排紙トレー、給紙トレーすべてが手動で引き出すタイプです。
給紙トレー これが手動なのは普通かな?
排紙トレー これが手動なのはある意味ありがたかったりする
 操作パネルと排紙トレーが電動じゃないのは、一見めんどくさそうに感じる人もいるかもしれませんが、そもそも操作パネルは閉じた状態でも紙と干渉しないので閉めっぱなしでも問題ありません。
 排紙トレーについても、ラフに扱えるのでこっちのほうが気楽ですねー、ガッコンガッコンと割と手荒に扱っても壊れなさそうですし。もし排紙トレーを出し忘れたとて、ちょっとした出っ張りがあるので、印刷物がフライアウェイすることはそうそうありません(落下くらいはするかもしれないけど)。たぶん。

 次に接続関連ですが、面倒になって写真すらないのを断っておくとして、レガシーなUSBによる直接接続もできますし有線LANによる接続もできます。
 また、最近の機種らしく無線LAN(Wi-Fi)接続にも対応しています。AOSSなど、簡単な接続方法を使用することも可能ですので、簡単に家庭内ネットワークに組み込むことができます。あと、一応ですが本機を母機としたスマホなどとのダイレクト接続にも対応しています。使う人いるのかわかんないけど。

 操作関連としては、非タッチパネルなのでボタンによる操作が必須なのですが、どうせこんな小さな画面だとタッチパネルだとしても微妙に不便なので、タッチ非対応でも問題ないでしょう。GUIなどは他EPSON製プリンターとほぼ同じだと思います。EPSONのプリンターを使っていた人ならほぼ直感的に扱うことができるでしょう。
 設定項目もそこまで複雑ではないので、割と扱いやすいと思います。

 そして、これは今まで使っていたプリンターから乗り換えて最も良かった点なのですが、この機種、廃インクについては専用のタンクに貯める方式をとっているため、吸収パッド方式のものと比べて容量が大きいうえAmazonやヨドバシなどで購入できる公式の部品として廃インクタンクが売っているので、もし一杯になってもすぐに交換ができます。
 さらにこの廃インクタンクは外側に付いているので交換も簡単です。良いことずくめです。

 しかし、この機種にも最大の欠点が存在します。それは本体の値段です。価格.com調べで最安値でも3万7千円は下りませんので、インクで儲けるタイプのプリンターと比べると本体価格が高く感じます。
 ただ、印刷するものがたくさんある人やインクビジネスに嫌気がさした人なら、乗り換える価値はありありです。

 ちょっとお値段高めですが、比較的印刷頻度の高いウチですらようやくブラックが1/4に近づいてきた、位の減り方なので、もっとヘビーユースしてもすぐにはインクが切れないでしょう。
 また、インクをタンクに直接注ぐだけなので、社外品とかの仕様が非常に簡単です。”あの”面倒くさいICチップに悩まされたり、”非純正インクが~”にも悩まされる事がありません。

 あ、スキャナーの性能についてですが、そこまで使用していないのと多分そう変わったものではないということで割愛しました。一応付いてますよ。なので分類はカラー複合機です。
 他には、動作音を気にされる方もいらっしゃるかもしれませんが、動作音低減モードならそれなりに静かです。流石に給紙時の音は大きめですが。

 ということで、まとめとしては、この機種”買い”です。
 今までインクビジネスの呪縛に縛られていたのが、これで開放されると考えるととてもいい気持ちになります。